「ローカル線で地域を元気に」

いすみ鉄道株式会社
@千葉県夷隅郡大多喜町

いすみ鉄道経営という生き方

「ローカル鉄道」の走る田園風景。誰もがなにか安心感を覚える光景ではないでしょうか。ただ、その路線が赤字続きだったら…。
千葉県夷隅郡(いすみぐん)大多喜町を走るローカル列車、いすみ鉄道。赤字経営が続き、2009年までは鉄道廃止の危機にさらされていました。そんな折、新聞記事の一般公募から一人の男が社長に就任。ムーミン列車の運行をはじめとした斬新なアイデアにより、業績を回復し、今では地域の観光シンボルになっています。
今回のJourneyは、「自分だったらいすみ鉄道をどう活かすか?」がテーマ。ローカル線を使ったビジネスモデルや、今ある資源を使ったアイデアの練り方など、いすみ鉄道社長の鳥塚亮さんから直接学ぶ、またとないチャンスです。車窓からのどかで美しいいすみの風景を楽しみながら、地域を元気にするヒントを学びに来ませんか?

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旅先の仕事人(シゴトビト)

代表取締役 鳥塚亮(とりづか・あきら)

代表取締役 鳥塚亮(とりづか・あきら) 1960年、東京生まれ。子供の頃からの鉄道ファン。学習塾職員などを経て、27歳のときに航空業界に転職。勤務しながら、副業として鉄道前面展望ビデオの販売を開始。2009年一般公募に応募し、いすみ鉄道の社長に就任。さまざまな企画を打ち出し、いすみ鉄道の存続を実現させた。

Journeyのポイント

・ローカル線「いすみ鉄道」の旅を体験
・いすみ鉄道社長の鳥塚亮氏の事例、思考に学ぶ
・地域資源「いすみ鉄道」を自分だったらどう活かすかを考えてみる

こんな人にオススメ!

・地域や地元の活性化に興味がある人
・今ある資源を活かすアイデアのヒントを得たい人
・好きを仕事にしたいと思っている人

廃線の危機に陥った、いすみ鉄道

ローカル線の赤字問題について、一度は皆さんもニュースなどで耳にしたことがあるのではないでしょうか?1968年、JRの前身である国鉄が当時赤字だった83路線に関する廃止を訴えたことに始まるこの問題は、今なお解決されているわけではありません。現在その多くの路線は廃止。バス路線への転換を余儀なくされたり、残った路線の中でもJR(国鉄)から切り離され、半民半官の第三セクターとして地域の行政・企業が経営を行い、存続を図っています。

今回ご紹介するいすみ鉄道も、千葉県を筆頭株主とする第三セクター。1988年にJR東日本から譲り受けて営業を開始、その後も長年にわたり赤字を出し続けながら、運行を継続してきました。そこで千葉県を主体として「いすみ鉄道再生会議」が結成され、2009年度決算でも収支の改善見込みが立たない場合、鉄道の廃止を検討することが決められたのです。

「地元の人たちは、ローカル線を守るために、乗る必要がなくてもとりあえず切符を買う…そんな“乗って残そう運動”をしました。だけど、他のローカル線も同様、それで残った鉄道はひとつもない」そう話すのは、いすみ鉄道・社長の鳥塚亮さんです。

経営再建を担う社長の斬新なアイデアとは?

「きっかけはたまたま妻が見つけてきた、社長公募の新聞記事でした。子どもの時から鉄道マニアだった私にとって、それは体に電流が走る思いでしたね」当時の鳥塚社長の仕事は、大手航空会社であるブリティッシュ・エアウェイズの管理職。大好きなローカル鉄道の仕事とはいえ、年収は1,100万円から700万円に減少します。5人の子どもも抱える身としては、不安がないわけではなかったようです。それでも家族の応援もあり、鳥塚さんは49歳にして新たな道へ進む決断をしました。

まず、鳥塚さんが大前提としたのが、地元客以外の首都圏からの観光客を呼び込む戦略です。その代表例が「ムーミン列車」の運行。鳥塚さんはいすみの地が持つ「なにも無さ」が、ムーミン谷が持つ世界観に近いと考えました。そして、ムーミンの版権を持つ会社に直談判、その権利許諾を受けます。ムーミン列車はマスコミに取り上げられ、いすみ鉄道の文字がメディアに並んだのは言うまでもありません。また、ムーミン列車の導入で、女性客を増やすことにも成功しました。

好きを仕事にして使命を持つ生き方

その後も、ムーミンショップの開店、オリジナルグッズ・駅弁の拡充、WEBショップの開設と矢継ぎ早に新しいサービスを作り上げて行きます。さらに、極めつけは、鉄道ファンの究極の夢を実現したこと!「自費で700万円を支払って運転士になれる」という企画の募集をしたのです。当然、このような企画は、従業員の方々、地元の人々、行政機関から最初から認められたわけではなく、鳥塚さんの粘り強い交渉によって実現したものでした。

かくして2009年6月に社長に就任した鳥塚さんは、様々な施策を実行に移し、いすみ鉄道は見事業績を改善。存続の危機を乗り越えることができました。このような鳥塚さんの情熱は、ただ「好きを仕事にした」というだけではなく、貴重な地域資源であるいすみ鉄道を無くしてはならない、という強い使命から生まれています。

「新しいものをつくるのではなく、今あるものをどう活かすか。この視点はどこの地域にも当てはまる考え方です」そう話す鳥塚さんの企画力、推進力に触れ、一緒にいすみ鉄道の未来を考えてみませんか?きっと、あなたの地域や仕事のヒントにもなるはずです。

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いすみ鉄道株式会社

1987年に設立。千葉県、大多喜町、いすみ市、小湊鐵道株式会社などが出資する第三セクターの鉄道事業者。大原駅~上総中野駅の14駅26.8kmを結ぶいすみ線を運営。
ムーミン列車のほか、ホタルウォッチングトレイン、ハロウィン列車などのイベント列車、地域の食材を使ったレストラン列車を運行。
2014年6月には、全国のローカル線連携促進を目的に、「いすみ鉄道 元祖ローカル線本舗」を都内にオープンした。

Time Schedule

9:00 いすみ鉄道大原駅集合&チェックイン・当日のスケジュール案内
・簡単な自己紹介
9:18 大原駅発の観光急行列車に、鳥塚社長と一緒に乗車この急行列車は昭和の国鉄形ディーゼルカーを使用しています。沿線の風景とともに昭和40年代のローカル線の旅をお楽しみいただきます。(※当日、1日乗車券をご購入いただきます)
10:00 自由行動(Thinking Time)各自、いすみの町を散策。「自分だったらいすみ鉄道をどう活かすか?」自身とのリンクを考えてみてください。午後、各自のアイデアを発表、鳥塚社長からアドバイスをいただきます。
14:20 大多喜駅に再集合。鳥塚社長のLife Designに学ぶ大多喜駅発14:31発(上総中野駅行)の企画列車に社長と一緒に乗車。(※別途乗車料がかかります)鳥塚社長の生い立ちから、これまでのいすみ鉄道の経営ストーリーなどをお話いただきます。
15:40 プレゼンタイム参加者による簡単なプレゼン&鳥塚社長による講評タイム、質疑応答の時間です。
16:45 チェックアウトアンケート記入後、参加者同士で感想を共有しあって終了です。
※大多喜駅17:07発→大原駅17:36着の電車があります。

PLAN詳細

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参加者の声

前回のLife Design Journey「いすみ鉄道経営という生き方」にご参加頂いた方からの感想です。

*以前から興味を持っていた、いすみ鉄道の鳥塚社長のお話を直に且つインタラクティブに聞け、改革者としてのリーダーシップやアイディア、ターゲティング等に触れ、大きな刺激を受けた

*自ら提案する機会があったことで、沿線や電車のサービスを観光だけとは違う目線で見られた。 また、自由行動時間が長く取ってあり、考える時間を持て、他の参加者の方の提案を聞いて刺激になった

*1日のタイムスケジュールの提案をいくつかのプランで示していただければ迷わず時間の心配がないのでは?

*ざっくりとしたスケジュールだったので不安でしたが、終わってみればそれが良かったのかも。進める中で『次は何をするんだろう?』って。みつける楽しさを知りました。天気も最高でしたし、とても満足です。



●予約について Life Design Journeyへの予約には、クレジットカード情報の入力が必要です。
申し込み完了の時点で、決済が完了します。

●キャンセルについて 申し込み完了後のキャンセルについては、Journey当日までの日数によって、キャンセル料金が発生しますので、あらかじめご了承ください。
※キャンセル料金について

●料金に含まれているものについて ・職場見学or仕事体験
・体験にかかる材料費など諸経費
・仕事人のライフデザイントーク
・本企画中の保険代

●料金に含まれていないものについて ・集合場所までの交通費および宿泊費
・本企画中の移動費・飲食費・お土産購入費など、個人利用の諸費

●個人情報の取り扱いについて 個人情報の取り扱いについては「プライバシーポリシー」をご参照ください。

●Journeyの参加にあたって Life Design Journeyの旅先は、仕事人の実際の職場です。また、仕事人の話には個人情報なども含まれてくるため、Journey当日にはお守りいただきたい、いくつかの注意事項がございます。
詳しくは「利用規約 第5条および第6条」をご確認ください。

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